信じる。

 あと半月でフランス出発です。
 またフランスから今年のロードレースのシーズン始めを迎えられると思うとそれを本当に嬉しく思います。理想というのは遠くにあって現状に満足なんて1%も無いけど、この今ある現状への感謝の気持ちとこの嬉しい気持ちは忘れない。



 上だけ見ているとつい贅沢になってしまい今を見失ってしまう。この今与えてもらっている環境、時間、夢へ挑戦できること、自分がこれ以上に望むことがないくらいの最高の環境で頑張れること。

 心の底から嬉しい。

 浅田監督のもとエキップアサダというチームで、チームメイトと共に目標に対してまっすぐ全力で頑張れることが。



 次なる門を自らの力で開くことができなければ途絶えてしまうものだといことを知っている。そしてそれには期限がある。あと2シーズン( 2年間 )のうちカタチにできなければ次のステップへは進めない。


 目標に対して一歩一歩近づいていくために、限りのある毎日を大切に過ごしていきたい。うまくいくときも、うまくいかないときも腐らずに。


 そして夢へ対してまっすぐでいること。脇見運転をしないこと。これってけっこう難しいことかもしれない。
 自分の知識や経験、新たな可能性を豊かにするという意味で他の世界を見てみたり知ったりすることは大事だと思う。外の世界を知ってみてそこで学べることというのも本当に多くある。


 でもそれによって今抱いてる夢へ対して自分がブレてはいけないと思う。1月のU23ナショナル合宿を仲間と共に走って今の自分の居場所というのを再確認できた気がする。迷いやブレていた気持ちというのはそのとき完全に消えたが、オフ期間には抱いている自分の夢へ対してかなりブレている自分がいたことも事実。


 今はもうそんな中途半端な気持ちは無い。この進行方向で正しく前で進んでいくことができれば、今描いている理想の自分へ近づけるし、そこでちゃんと評価を受けることができるようになる。



 2014年は大きな変化を起こせるキッカケのあるシーズンにしたい。常に意識は世界へ向けて。



   



 現在は出国半月前ということで、レースシーズンへ向けてトレーニングして準備をしているといったところです。そして地元の風景をカメラに収めて湘南の雰囲気を味わい楽しんでいます。フランスにいると海のある湘南がとても恋しくなりますから。


   
   
    

 

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