今日の練習で思ったこと。

 レースで強い人って、その一瞬に集中する力が強いんだと思った。

 たとえば、1日3時間、自転車で走って練習するとしたら、自転車に乗ってる時間最初から最後まで波なく集中するなんて無理だと思った。いや、3時間一定に集中が続く なんて思ったら、それは低いレベルの集中域であり、強い人がここぞというときに入り込む高い集中域ではないと思う。

 波のない一定な集中はある程度続いても、強い人が持ってるような高い集中域は短時間しか続かないだろうと思う。それは強い人でも、


 その高い集中域ってきっとこんな感じだと思う。

  キツくても、さらにそこからもっとキツくなれる。ギアをガツンとかけてガンガンガンガンってその一瞬に力を出し切れてしまう。

  相手に勝つことに意識が集中しているから現状維持が精一杯なキツさからもっとキツくなるに対し臆病にならないで、ギアをかけて踏みまくって加速していくことができる。3分、1分、30秒、15秒、その一瞬への集中。

  とんでもない表情になってまでそれができてしまう。強いからできるとも言えるし、それができるから強いともいうことができると思う。


 

 
 よく練習で苦しいとき、自分はこう思ってしまう。

 キツイ、これ以上キツくなるのはコワイ。もっと苦しくなればあと少しだけ踏めそうだ。でもこれくらいでいい

 ってキツいことから逃げてしまう。もう一歩先のキツさに達する前に

 最近そう思っていたのは国際村での40分走で最後の1分間の上りゴール前、広瀬とのゴール勝負。




 
 練習時間を増やすとか、距離を増やすとかではなく、その一瞬への集中力、15秒、30秒、1分、3分でどれだけ力を出せるか。自分で自分を苦しくできるか。そんなことを考えて練習していこうと思いました。

 練習で走ってるときでももう少しオンとオフをはっきり持たせてやるとイイのかなとも思った。




 

 あれ乗ってみたいなぁ〜