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最終日。134km
朝食はパンにハムを挟んだものと、チョコレートのソースをかけたコーンフレークを食べた。
スタート。
総合上位の順位に関係ない選手がアタックして、逃げができ集団は安定しているようだった。
でも上りでは余裕はないくらいだった。
レースはあっという間に60kmを過ぎて上りでのスピードが上がり始める。
80km地点の長い上りで遅れてしまった。
下りで追いつこうと踏んだが、追いつけなかった。
それから同じタイミングで遅れてしまった数人の他国の選手とかたまって追おうとしたが、様子がおかしいと思った。
集団を追うという走り方ではなかった。
彼らは最終ステージの今日遅れたら、レースをやめるという感じだったのだろう。
他の選手たちは補給所で自転車を降りてリタイアしていた。
それから自分はひとりだった。
前にも後ろにも誰の姿もない道をは走っていた
沿道で老夫婦が集団がさっていってから数分たってからひとりで通過した自分を応援してくれてた。
自分が通り過ぎてからもいつまでも自分にむかって大きな声で応援してくれていた。姿がみえなくなるまで
それにじーんときた。
こんな情けない走りしかできない自分が悔しかった。
あっという間にはるか前方を走る集団と規定のタイム差がついて、97km地点でゼッケン回収車に止められてゼッケン回収されてリタイア。
最終ステージでリタイアとなってしまった。
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