遠征で学んだこと。

 トロフェオ・カールスベルクを経験してきました。

 今回のステージレースは、同じ年または1つ年下(ジュニア世代)の世界のトップレベルのステージレースといっていいほどの大会でした。

 同世代選手での世界のトップレベルを経験してきた。といっていいと思う。

 そこで見てきたもの、、たたかれるように感じさせられたことが多くある。


 そんな貴重な体験をすることができたことにまず感謝。そして経験と、言われたことをどう自分のものにしていくかは自分次第。ってことを頭に叩き込んでおく。




 レースを走って、「強い」というレベルが自分の持っていたイメージを超えていた。

 日本のジュニアのレースしか走ったことない自分が持っていた「強い」というイメージはすごく視野のせまい中の話であり、そこに達してはいなくても、近かったからそこからずば抜けるようなレベルを知らなかった。

 しかし、今回のレースを走ってよくわかった。

 全然違う。

 苦しんでいられることも長くはできない。させてもらえない。集団自体が強力だったから、バッサリちぎられて自分のレースが終わる。

 自分がいてもいなくても、周りとっては何も変わらない

 というのがほんとのところ。

 そこで勝負できる段階にはほど遠かった。自分は。



 だから、自分の中で「強い」と思うラインが遠くになった。

 そのラインが近くに感じてるより、遠くに感じていられる方が、自分で能力にリミッターを作らないから、強くなっていけそうだと思う。

 もちろん意識では身体能力は上がっていかない。その意識でトレーニングしていけばのはなし。


 あれだけの人数がいて、一番下にいたのが自分だから。


 あとトレーニングは、レースを走らないと見えないものがある。

 頭では分かっているつもりでも、何がどれだけ足りていないか。

 形とか、雰囲気でのトレーニングでは強くなれない。意味なし。

 必要な力をつけるためには、何をするか。

 雰囲気まかせではなく、やってることの100%を力へ変えていこうと本気でなくては力はつかないと思った。

 時間が経つとリアルな感じが薄れる。だから今のうちにメモして今後にいかすようにする。


 

 あとは自転車に乗っていないときの生活面。

 反省点多し。だからこういう部分も直していって、ステップアップしていくことが必要だと思った。

 大事なこと。



 
 今回の遠征でお世話になったスタッフの方々、選手。ありがとうございました。 

 経験を活かすことがでた と言えるように頑張ります。




 
 スタート地点に立った。

 そう思って取り組んでいこうか。