全日本選手権ロード2012

 (15.8km × 11周回)173kmのレース

 結果2位


 今年に入って初めての大きなレース。全日本選手権までレースを走ってこなかったから自分がどれくらい走れるか指標になるものがなかった。でも練習では2月や3月に比べて調子がいい感覚を掴んでいたから体の状態は良くレースを迎えられたと思う。

 レースは173kmと距離が長いから100kmを超えるまではできるだけ体力を節約して走ることを考えた。そして観察すること。アンダー23のレースは今回が初めてだからレース中の観察は重要だと思っていた。

 周回コースであり集団の動きがパターン化しやすい。だから観察しておくことは後半に動きが読めるというメリットがある。



 130kmを超えたあたりでマークのない自分は下りでの単独アタックで集団から抜け出すことができ、後ろから追い上げてきた8人程と合流して協調体制で集団とのタイム差をつける。

 10週目の上りでラスト1周に向けて3人に人数が絞られた。日本大学2名と自分で残り1週を迎えて最後の上り3.5kmが勝負。

 ゴールまで残り500mを3人で迎えて、日本大学の選手1名が先行しそれに着いていけずに負けた。

 最後3人という少人数の優勝争いで負けたのは、「きつい状態からどれだけ踏めるか」という部分が自分は弱かったからだ。相手もきつい自分もきつい、その中での勝負で最後は負けた。

 何度思い返しても悔しいけど、あれが精一杯だった。





 でも、今回の全日本ロードで得られたものは大きいと思う。1ステップ踏めた。次はそこでどうやっていけるか。

 




 レース中も応援聞こえてました。応援してくださった方々、ありがとうございました。

 また頑張ります。