どっと疲れた。
全日本ロードが終わり自宅へ帰ってきてますが、疲れている。身体的より精神的に、
レース前の期間は気持ちも突っ張っている状態が続いていたから、その気持ちの突っ張りから解放されたときにはどっと疲れが出るのだろう。それは自分の生活の中にも目に見える現れ方をする。
部屋のものが散らかって片づける気が起きないこと。レース前はそんなことはなかった。
部屋から出たくない。そして何もする気がおきない。
こういった状態になる。だけどこういう生活を長く送ってしまうとダメだと思うから、早いうちにまずは気持ちを整えることが必要だと思う。それができれば自然と体はついてくると思う。
だけど焦りはしない方が良いだろうと思う。焦ってきつい練習をすぐに再開させたり、意識が体を苦しめる練習にしか向いていなくて体の調子を無視したやり方をしてしまったりすると壊れてしまう。
だから焦らないこと。結果的にその方が良い気がする。
こういう部分も自己管理でできるか、ということも選手の能力なんじゃないかと思います。
フランス人のスティファンさんが僕に教えてくれた。気持ちの柔軟性は大事であり、自転車競技は脚がすべてではないということ。レースを走るにしてもトレーニングするにしても。
脚50%であり、頭50%なんだよ。 と教えてくれた。
日本の若い選手は平均的に見てその配分への意識が 脚に偏りすぎている、そして頭への意識が少ないと言っていた。だから練習は気の乗らない状態で行うような環境を作り出している。部活とかによくある強制練習とかそれに当てはまるだろう。
「自ら進んで取り組む・練習したい」と思ってする練習と「練習ヤダ・めんどくさい」と思ってする練習には大きな違いがある。
スティファンさんの話を聞かせてもらって、目に見えぬことが見えるようになりそうな納得と話の理解を感じた。
まずはリラックスすることだな。気持ちの休息も大事なハズ。自分の心・体と対話することを忘れないようにしよう。