(Montauban La Francaise)優勝しました。
9日、10日と2日連日でレースを走りました。
2日目の昨日のレース 『 Montauban Francaise 』でフランス初優勝しました。以下レースレポート形式で書きます。2レース分のレースレポートです。
[1日目]
-レース名:『シャトールーリモージュ』
(Chateuxroux - Limoges 1.12.1)
-カテゴリー:1.12.1(エリートナショナル)
-距離:157km
-期間:2013年3月9日
-開催場所:仏アンドル県>オートヴィエンヌ県(ボーヌ・レ・ミーヌ)
【レースレポート】
レースを走るにあたって意識したことは前回のレースの反省でもある「 前でレースをする 」ということ。それは集団の前方ってことではなくて、前の集団で、、ということです。こちらのレースではいくつにも集団が分裂するような展開になった場合人数の多い少ない関係なく前のグループにいることが大事だと考えてます。
コースは山という上りはないが後半にはアップダウンが続くエリートナショナルのレース。スタートしてから起こる逃げができるまでのアタック合戦にはチームプレイで交代で反応して展開に穴をつくらない動きをしました。決まった7人の逃げに寺崎さんが乗ってメイン集団は落ち着きます。
タイム差は2分程のまま後半までレースは進み、逃げにメンバーを乗せられなかったチームが隊列を組んで追走を開始。100km以上逃げてきた7人と後ろのメイン集団とのタイム差は詰まっていきゴール手前10kmで20秒までに迫った。
自分はゴールスプリントになることを予想して位置取りしました。エリートナショナルのゴール手前3kmからの集団先頭の位置取りはものすごく激しい。もし怖いと思ったらそこにいられない。でもレース中は高い集中域に入っていて怖いと思わない。
ラスト1kmを切って集団の先頭でゴールする気で全開スプリント。集団の先頭ゴールには及ばずに16位。今日も位置取りは悪くなかったがもっと良い位置からスプリントできたら良かったと思った。
大集団スプリントを経験した今日見つけた課題としてはあのガツガツした状況で先頭を取れるほどのスプリント力、ゴール数キロ手前で抜け出していった選手について行ける1分〜5分の爆発的な力と決断力・判断力があれば「 自分が思う強い選手 」に近づけると思いました。
結果:16位
[2日目]
-レース名:『モントーバン〜ラ・フランセーズ』
(Montauban La Francaise 2.3&J)
-カテゴリー:2.3&J
-距離:102km
-期間:2013年3月10日
-開催場所:フランス・タルネガロンヌ県
【レースレポート】
今回のレースは第2カテゴリーという去年自分が走っていたカテゴリーのレース。今シーズンは前日も含めこれまでエリートナショナル・第1カテゴリーのレースを走ってきたので今回の第2カテゴリーのレースではチームで動いて確実に勝つというのが目標でした。
200人出走のレースはスタート直後から清水と秋丸さんが数人の逃げをつくり前で待っていて、そこへ寺崎さんが自分を後ろへつけてアタックして集団から数人で抜け出して前の清水と合流しました。
その後もその先頭グループに追走が追いついてきて20名ほどになる。他のチームがアタックした場合も清水と寺崎さんが脚を使ってでも潰してくれて他のチームにとって有利な展開にはしなかった。自分を先頭にひきつれるためにアタックしてくれたときも自分を風に当てないように風よけになって走ってくれました。
ラスト20kmを切って上り区間は他チームがアタックできないように寺崎選手が固定引きをしてくれていて、アタックがあったら清水が自分を後ろへつけて追ってくれました。
上りで一番苦しいとき寺崎さんが前日の大逃げで疲労して攣った脚をぶったたいてフランス人のアタックを潰しにいってくれたときはしびれた。絶対勝ちます。って寺崎さんに言いました。
レース終盤、ゴールまで10kmを切って自分を後ろへつけて寺崎さんがアタック。そのアタックが決まり4人で抜け出しに成功しました。
そのままゴール手前3kmの上りに入り寺崎さんが固定引きをしてくれて2人のフランス人がアタックできないようにしてくれました。自分は勝つという役割を再度確認しました。ラスト2kmゴールまでの上りで勝負に出ました。
上りで先頭に出てペースを上げて全開引き。そこでフランス人2人と自分1人と3人の勝負です。
千切れそうだけど千切れない。もっと苦しくないと千切れないと思って更に踏んだ。去年の全日本選手権U23と同じ展開。ゴール1km手前まで全開で引いて3人のままだったからスプリントに備えました。
フランス人2人も脚が苦しくスプリントもキレがなかったので3人スプリントで勝ちました。
優勝できて良かったです。自分を守るために走ってくれたチームメイトには本当に感謝しています。そのチームメイトが自分を勝たせる走りをしてくれたのでそれに応えようと最後苦しい場面でいつも以上に力が出せました。
これからレベルの高い第1カテゴリー・エリートナショナルのレースでも結果が出せるように頑張りますのでよろしくお願いします。