第1ステージレポート

   

 今は8日の朝です。昨日は第1ステージでした。
 
 第1ステージのコースは1周15kmの周回コース×10周 150km。スタート直後に500mほどの20%の激坂がありその後はダラダラ上っている区間がある。この激坂がこのステージ最大のレースが動くポイント。
 レースはスタートして集団の中盤に位置していた。2週目のその激坂ポイントで力のある選手が全開でもがいているのが前に見えた。集団もそのペースアップに食らいつくが、そのポイントで力のある20名弱が抜け出していった。その抜け出しに乗れる選手は純粋に力のある選手のみ。
 3週目も坂のふもとから15人が集団から抜け出していく。上るというよりもがく。もがいたが追走の抜け出しにも乗れなかった。

 その追走が抜けてしまったあとの30人くらいの集団はグルペットとなりそのままゴールを目指すことしかできなかった。日本チームは皆その集団でゴールしました。

 第1ステージを振り返ると、U23世界トップレベルは本当に想像を超えるほどレベルが高いと思った。そう思ってしまった。今日のレース獲得標高は1750m、そんなコースだけに力の差というのはごまかして薄めることも出来ない。脚の差が出るコース。
 ここへ来るまでも想像はしてきた。でもその想像を超えていた。ここで勝負をするってことはどういうことか。今は冷静には考えられない。まだレースは終わってないから今日も日本チームのメンバーで自分たちにできるレースの仕方を話し合ってスタートします。