変わっていく。

 こんばんは。全日本選手権を終えてから少し期間が空いてしまいましたが結果報告からお伝えします。

  【レース基本情報】
   -レース名:『第82回全日本選手権自転車競技大会ロードレース大会』
   -場所:大分県県民の森 平成森林公園周辺特設ロードレースコース (15.0km/周)
   -開催日:男子エリート=6/23
   -距離 180.0km (15.0km×12周)


 結果はDNF(タイムアウトにより途中棄権)
 まず初めに言いたいことは応援をしてくれた方々、応援をしていてくれた方々へありがとうございましたという気持ちを伝えたいです。そしてその期待や応援に応えることができなくて皆様、そしてチームや浅田監督へ対して本当に申し訳なく思いました。


 2013年度全日本選手権エリート。今年の最初から国内最重要レースとして意識していたレースです。フランスから帰国後はこのレースのことのみを考えて準備をしてきました。そうして迎えた今年の全日本選手権はこの通り恥ずかしい結果で終わりました。タイムアウトでレースを降ろされたときはたまらなかった。応援・支援をしてくれているエキップアサダ後援会の方々へすみませんとしか言う言葉がありませんでした。


 そのときわかったことは、自分はまだ多くのことを知らないってことです。知らないのに知ってるような気になっていて、本当は知ろうともしていなかったのに。いろいろな意味で未熟な自分が情けなかった。その後雨と霧のなか顔中泥まみれになってレースを走る選手たちの姿を見ていました。本当にかっこよく見えました。


 レースを終えて少し時間をおいて落ち着いて考えました。自分は強くなっていってレースで結果が出せれば選手としての道筋を前へ進めることができて得るものがあります。レースで結果が出せなかったら前へは進めず得るものは無いけど失うものも無い。そう考えたら肩が軽くなったような気がします。

 
 今回の結果はこれが現状の自分の結果として受け止めています。これからのことを考えていきます。
 自分が自分の可能性を引き出すために大事だと思うのはプラス思考でいること。自分で壁をつくらないこと。状況や現状って考え方次第ではプラスにもマイナスにもとらえることができる。だったらどういうときでもプラスに考えていこう。マイナス思考は何も生まないから。それは妥協とか開き直りとはまったく違うと思ってる。そういうことじゃなくて、また前へ進んでいくための新たな姿勢なんです。


 全日本選手権ロードレースに関してはまた来年です。2014年の開催地は岩手県八幡平市です。1年後、、、

 今回の全日本レース会場では名前を呼んで応援してくれる方が多くて驚きました。皆様応援ありがとうございました。次へ向けて新たな姿勢で行きます。


   
 
 エキップアサダ EQA U23所属 面手利輝