J'aime cette équipe.


 「 西日本ロードクラシック広島大会 6/30 」
 大分県での全日本選手権を終えてから西日本ロードクラシックまでは1週間ということもあり、チームは関東へ帰らず大分県から島根県に移動して合宿をしました。そして西日本ロードは寺崎さんをエースとして他の選手はアシストというかたちでレースをすることになりました。それはチームプレイのロードレースです。



 寺崎さんは最も重要で責任のあるエースの役割を背負って闘ってくれました。最終局面には畑中勇介選手(シマノレーシング)と土井雪広選手(TEAM UKYO)と3人の優勝争いになるまで自ら攻撃して持ち込んで勝負したことを聞いて思わず鳥肌が立った。自分が先頭から11分遅れてゴールに入ったとき表彰式に寺崎さんの姿があって本当に嬉しかった。レース後、彼は勝てなくてゴメンって言っていましたが自分も含めチームメイト皆はこうして勝負してくれたことに感謝しています。
 寺崎さんのフランスレースでの強い姿を自分は知ってます。その強さをこの日見せてくれました。



 チームメイトだからこそ良いときもそうでなくうまくいかなくて苦しいときもお互いに知っています。だからこそ、寺崎さんがブログに書いていた「 久しぶりに自転車って楽しいと思えてレース後は負けたけど少しホッとしたような不思議な感覚でした。」という言葉には本当にそのままの生の気持ちが伝わってきました。

   
   ( エキップアサダホームページから )

   
   ( 最終周回、アタックして抜け出す寺崎武郎(EQA U23): photo:Hideaki TAKAGI )


 チームメイトがそれぞれの役割を果たしてレースで勝てたときっていうのが監督も含めてチームメイトみんなで味わえる最高の喜びだと思いました。このチーム、このチームメイトみんなでそれを味わいたいです。



   
   ( 今年の前期フランス遠征中、練習中の1枚 )
 J'aime cette équipe. とはフランス語で「このチームが好き」という意味です。