共感できるもの。

 こんばんは。
 9日から今朝まで埼玉県東松山市に住んでいるチームメイトの先輩の部屋に泊まらせてもらっていました。今は神奈川の家に帰ってきています。

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 [ 秒速5センチメートル ] という小説の中で遠野貴樹という登場人物が言っていたことにすごく共感しました。


    遠野 「 夢・目的地がはっきりしてないと、どこにも行けないなんてことはないよ。進歩してる実感がないからって、前に進んでないわけじゃないと思う。 なにかを続けているかぎり、どこかにはたどり着く。それがどこであっても、『 とにかくそこまでやって来た 』というのは、ひとつの成果だと僕は思う。予定の場所に到着しなくても、それだけの移動をしてきたこと自体が『 得られたもの 』なんだと思う。 ものごとって思いがけない場所につながる場合がある。いつのまにかここまで来た、というのは、振りかえったときにわかって驚くもので、そこに到達したことが結果的に正解かもしれない。そのためには目の前のことだけをやり続けて、それを止めなければいい。止めたらどこにも行けない。」
   ( 秒速5センチメートル P190〜191 )


 と小説の中で高校3年生のタカキという人物が、自分のこともよくわからなくて進路を決められない同級生のカナエに言う場面がある。両者にすごく共感します。



 
 それとあと、最近見た映画なのですが、僕的にすごく良かったので紹介します。

    
    ( 映画『イントゥ・ザ・ワイルド』予告編 )

    そして僕は歩いていく まだ見ぬ自分を出会うために
1990年の夏、ジョージア州アトランタのエモリー大学を優秀な成績で卒業したクリス­トファー・マッカンドレスは、将来の成功を約束された22歳の若者だ。ワシントンDC­郊外の高級住宅街で育った彼は、NASAの航空宇宙エンジニアだった父ウォルトと母ビ­リーから卒業祝いとして新車を買ってやると言われるが、「新しい車なんか欲しくない。­何も欲しくない」と素っ気なく答える。そしてまもなく2万4000ドルの貯金を慈善団­体に寄付し、両親や妹カリーンに何も告げることなく、中古のダットサンに乗って姿をく­らました。これがクリスの壮大なる旅の始まりだった。


 レンタルショップ行って借りたんですけど、パソコン画面と向き合っていることを忘れるくらい夢中になって見ていた映画です。



 ではでは、失礼します。