Carcassonneレースレポート。

 今日は、カルカソンヌCarcassonne )という街で1.2.3カテゴリーのレースでした。

   


【レースレポート】
  今日はアップダウンの短い周回を50周して75kmの距離の短いレース。スタート前にコース試走しに行ったときに吹いている風の向きを確認した。風も吹いていたしレース距離も短いから今日は早いうちから自ら動いていった方が良いだろうという判断をした。



  レースの前半から多くのアタックに反応はしていたが、集団から抜け出せる動きではなかった。今日の動きは脚の余裕がある範囲で小さな動きしかできていなかった。それはあまり意味がないものだったと振り返ってる。



  最近自分が思ったことだけれど、自分がよく動けているときのアタックや抜け出そうとする動きは上手く行かない。自分が元気なときはまだ相手も元気だからだ。決まるアタックっていうのは皆が苦しくて反応できずどうしようもないとき、または動きたくない心理がある場面でそれを利用して全開でもがいて飛び出せていける選手のアタック。それが決まるアタックだと感じている。



  最近はレースでそれを身に着けることを意識していた。苦しいところでアタックして抜け出していく力のある選手に喰らいついて行くこと。それを出来るという勇気を持つこと。今日は納得いく内容の走りができなかったがまたトライしたい。日々の試行錯誤の繰り返しとしっかり向き合っていけば穴は埋まっていくと思う。



  そして今日のレース、最終局面には椿さんを含む先頭の3名勝負となり、フランス人2名とのスプリントで椿さんが勝利して今日のレースを優勝しました。チームメイトの優勝を集団の中で思わず「 よっしゃー 」と嬉しくて声が出た。前にも言ったことがあるが、チームメイトだからこそ上手くいく時も上手くいかなくて苦しい時も知っている。今日の椿さんの優勝は本当に嬉しかった。
  椿さんの姿を見ていて勇気をもらいました。自分もそういうものを誰かに与えられる選手・人になりたいです。