ナショナル合宿を終えて。

 U23ナショナル合宿も今日が最終日でした。

 JCF強化指定選手が集まって日本チームが世界舞台で戦うための準備といて行われているナショナル合宿。普段は別チームに所属している選手もこの場では代表ジャージに共に身を包むチームメイトです。

 こうして代表選手が集まっての合宿は学べるものや得られるものがあるのは毎度のこと。レース戦術や技術、日本チームが世界舞台で戦うためにはどうしたらいいか意見の出し合いなど毎晩のミーティングも意識を高めることに繋がる。


 
 そして今回の合宿で得られた一番大きいものは自分自身の気持ちの変化。11月にオフに入ってから気持ちが疲れてしまったのか自分のなかで自転車との向き合い方が曖昧なものになってしまっていた。去年に体験してきた世界舞台に設定した高い目標に対して本気で取り組み身を投じることにも勇気がいることを知った。夢を追うにも勇気がいる。他の何かを犠牲にしなくてはいけないこともあるから。



 目標に対して「 できる 」って思えないことには何も始まらない。「 できる 」と思って何かをやっているときはその道のりも楽しいし成長できると思う。この合宿でプラスの刺激を多くもらって今年は自分も何かをカタチにできる気がしている。



 共通する想いを持ったチームメイトや仲間と共に頑張れるというのもこの競技が好きな理由のひとつかもしれない。