Primevère Montoise レースレポート

【レース情報】
  -レース名:『プリムヴェール・モントワーズ』(la Primevère Montoise-Souvenir Janine Sabathier à Mont-de-Marsan)
  -カテゴリー:1.12.7
  -距離:145km
  -期間:2014年4月6日
  -開催場所:モン・ド・マルサン(フランス)


【レースレポート】
 今回のレースでは我々U23日本チームがレース出場チームのなかで有力なチームだということをスタートリストに目を通して予想ができた。3月からフランスアマチュアレースでの実戦を通してきたので、チームプレーをして今日のレースでは日本チームが攻撃を仕掛けることができる。今日重要視することは逃げに人数を増やしていくレースをすること。

   


 ローリングスタート解除後、逃げを打つアタックがいつも通り起こるがその全てに日本チームから誰かを送り込むことができていた。今回のレースではEQAがマークされていることを感じた。
 タイミングよくアタックして逃げを決めたのが徳田選手。2人逃げとなり結局そのまま90km以上逃げる旅となる。

   

   
 チームメイトが入っている先頭の逃げに集団を引き連れて行かないようにチームメイトと共に少人数で追いつき前の人数を増やすことが理想形。平坦で自ら動くと集団を引き連れてしまうため、上りを利用して集団から抜け出そうと何度かトライした。引き延ばすことはできても集団をぶっちぎることができない。チームメイトが乗る逃げに集団を連れて行かないように抜け出して追走することが難しく感じた。

   


 スピードの落ちた下り区間で清水選手が抜け出す。これに反応するフランス人選手に岡選手もピッタリ反応。そこで清水選手と岡選手含む数人が抜け出した。

   

 自分的にはタイミングを逃してしまったが先頭には日本チームから徳田、清水、岡の3人を送り込むことができた。今日は前に任せた。ゴールが近づき集団が前へ追いつく心配がなくなってから内野選手と数人で抜け出し自分は11位でゴール。
 岡は今日のレース、最終局面で2人勝負まで絞って2位でゴールした。清水が4位、大逃げをして最後まで先頭でサポートをした徳田が7位、内野が9位。

   
 今日のレースは日本チームがチームでの動きがうまくできていたと思う。3月から実戦を通してやってきたのでそれがうまく実ってきたと感じました。いよいよネイションズカップが始まるので引き続きコンディション管理と体調管理に気を付けて日本チームのネイションズポイント獲得へ向けて心身の準備をしていく。