いよいよU23ネイションズカップ戦へ。

 4月に入り今回のU23ネイションズカップ遠征のナショナルチームのメンバー全員が南フランスのEQAチームハウスに集合しました。4月はナショナルチームの活動がメインで3月に走ってきたフランスのアマチュアカテゴリーのレース参戦とは活動内容が異なります。

 ナショナルチームメンバー集合後に最後のトレーニングと調整をして10日に南フランスの家を出発し現在はベルギー滞在中です。これから帰国までの約20日間は、ベルギー・フランス・オランダ・イタリアのU23ネイションズカップおよびUCIレースを転戦します。



【レース日程】
   4月12日 Ronde van Vlaanderen U23 (ベルギー)U23ネイションズカップ
   4月16日 La Cote Picarde(フランス)U23ネイションズカップ
   4月19日 ZLM Tour (オランダ)U23ネイションズカップ
   4月22日 Palio del Recioto(イタリア)UCI 1.2U
   4月25日 GP Liberazione(イタリア)UCI 1.2U
   (ナショナルチームメンバー7名を各レース5〜6名の出場枠へ選出)



 こうして世界舞台でのレースを走れることはチャンスだと思ってます。世界舞台であるワールドカップはその分レベルは高くて厳しい世界です。各国の選考を勝ち抜いてこの舞台(U23ワールドカップ)へ来る選手たちというのはプロになることしか考えていない。そんな世界各国の代表選手たちの集まりです。


 チャンスというのは限りがあるし時間にも限りがある。光るべきタイミングに光るべきところで光らないとチャンスはあってもそれをモノに出来ない。回ってくるチャンス、その中で認められる結果を出してチームに選手としての能力を必要とされないと選手として自転車ロードレースを走ることは成り立たないと思っています。
 アンダー23カテゴリー(23歳以下)のうちに認められる結果を出してプロのチームに選手としての能力を必要とされプロのチームへ入ることを目指している。


 そういった意味でも、このU23ネイションズカップ戦は良いと評価できる結果が出すことができれば新たに得られるものがあり未知の領域へ足を踏み出せる可能性もあると思う。ダメだったら失うものすら何もないと言えるだろう。得るものはあっても失うものはない。


 この世界舞台でどういう走りができてどういう結果になるかはやってみないとわからないけれど、ナショナルチームと共に今回の目標としている日本チームがネイションズポイントの獲得をすること(各レース15位以内)の達成を目指して自分の与えられた役割を果たすために全力を尽くす。

 
 面手利輝

 JCFホームページ U23ネイションズカップおよびUCI U23カテゴリーレース日本代表メンバー
 エキップアサダHP 『UCIネイションズカップU23』(4/12開幕)にEQA U23選手らが日本代表U23として参戦