負から学ぶ。
今日は伊豆CSCでレース。
伊豆までの移動手段がなかった僕は、優大くんのお父様の車に乗せて行っていただきました。
なぜこのレースに出ようと思ったか。
レースに出ないと気づかないこと、感じられないことがある。
これを感じてくるため。ということが最大の理由。
冬はレースが無くて、そういう感覚的・意識的なとこがそもそも弱ってると思っていたから、
<意識的な要素>
・負ける悔しさ、勝ちたい気持ち
・自分の力を把握した上での走り方、
・苦しい状態で、どこまで頑張れる(苦しく)なれるか
<感覚的な要素>
・下りでの恐怖心、脱
・レースは、(展開によりすすむ、思うようにはいかない)の再認識。
・時間が経つ→脚に力が入らなくなってくる。そこからが大事。
このようなことは、やっぱりレースで感じるのが一番良いと思う。耳から得る情報として学ぶより、実際にレースを走って感じてきたほうが、その後の意識へとつながりやすいと思うし、自分の中での重要度が違う。(実際に感じた方が大事と思える)それを今感じるのと、後に感じるのでは、違うだろう。
そういう想いで、レースを申し込んだ。
レース。(10周)
1週目からアンカーのアタック、2週目で6人くらいのグループ(aisan,aisan,anchor,その他,自分)
3週目、先頭ばらけて自分は3人のグループに(ラバネロ、aisan,自分)
ここで、このまま3人でいければ良いと思った。ラバネロの選手、aisanの選手が先頭を追う。
だけど、その2人の選手から自分が遅れる。
そのあと、後ろから来たaisanの選手と合流して、前を追う。5週目くらいで前から下がってきたanchorの選手と再び合流。そのあとaisan,anchorがスピードを上げて、自分はまた遅れる。
そして、前のaisanに追いつこうとしたけど、差は開いていった。
ここまでを振り返ると。
集団の中で脚をためるという走りはしていない。
逃げへ、逃げへと反応して行く。なぜなら、今日は(何か)を感じに来たのだから。勝ちを狙って来たわけじゃない。(勝ちを狙っても、今の力では狙えない)
それに、「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」という考えにより。この言葉は、自分が目標、あこがれている木下選手(フランスで活躍)から教えてもらったこと。
だから、あとあとちぎられると思っても、先頭に乗る。
レース。
先頭・第2グループから遅れて1人になった7周目。ここまでの1時間強でいろいろなことを感じとり、レースは終わってないが、僕が走りに来た目的は終わった。
8週目で集団に追いつかれて、集団の最後尾をビラビラ走り、
9週目、(順位を少しでも上げる)ということには今日の自分は感心がなく、最後の上りで集団後方へ1人になる。
そして、1人でゴール。順位、(わからないくらい下)
目的は良い順位をとることではなくて、いろいろ吸収すること。いろいろ吸収した。
それらを材料として、今後の日々の練習などを考えていく。そして、その練習を実行・継続できるかどうかが大事。
練習の継続。
よく、「負けた悔しさをバネにして頑張る」といいますが、はたして、負けた悔しさをバネとして頑張れる人は10人中、何人なのだろうか。1人や2人のように思う。
だから、負けた悔しさをバネにして頑張るとは言わない。
悔しさをバネにして頑張った。というように過去形で言ってみせる。それはいつになるかわからないが、3か月後、半年後かもしれないが、その時へ向かって、自分がするべき練習をしていく。
今はこれだけ。
自分の場合、負けから精神的エネルギーを作り出すことが多い。
ゴール後、アンカーコーチのKさんとも貴重なお話をさせていただき、僕の頭のハードディスクは今日1日で、一段階、良くなった気がする。
優大のお父様、今日は連れて行ってくださって、ありがとうございました。
自分自身、優大に良い走りを見せられなかったのは、残念ですが、今後見せれるように頑張ります。
ダメな時はあってもいい〜そのダメなところからはい上がってきた姿を見たとき、人は何かを感じる。