ありがとう、みんな。

 今日は、横浜高校自転車競技部で、「3年生を送る会」をする日。

  朝、10時過ぎに寮を出発。

  寮の最寄駅の、八幡山駅京王線)まで徒歩10分くらい。すがすがしい良い天気の中、歩いていく。

  京王線で(新宿駅)に出て、(湘南新宿ライン・小田原行き)の電車で横浜へ行く。

   都内の路線ネットワークがどうつながっているのか分からない。(どの電車がどこへ行くか)

   だから、頭の中で、(どの電車がどこへ行き、どの駅でどの電車の何駅にアクセスされているか)路線ネットワークを組み立てていく。


 (湘南新宿ライン)の車窓から、横浜ランドマークタワーが見えたときは、見慣れた見物を見たことによって「帰ってきた」というように、心が緩みホッとした。

 (横浜駅)から(京急線)に乗って、横浜高校へ。





 
 3年生を送る会

  机の上に張り付けられた、紙を切り抜いて作った花〜

  窓に張られた、大きい文字で紙を切り取った言葉〜

  部屋の感じからして、ずいぶん準備に力を注いでくれたのが伝わってきた。とてもうれしく思う。


  後輩たちから、それぞれの言葉をもらって、僕の表情は自然と微笑みへとなった。

  
  後輩たちにもらった色紙。

  


  

  これは、僕の宝物にする。うれしいものだ。



  僕から、横浜高校の自分の後輩たちへとつたえたかったこと、それは、

   目標に向かって日々をその目標を達成させようと、練習を重ねる、(努力するというのだろうか)

   そして、試合がある。

   でも、目標を達成できるときなんていうのは、何回も何回も試合がある内のほんの1つだったりする。

   この自分、(全国優勝)という目標は未だ達成していない。

   だから、自分はその目標を追い続けている。

   だが、もし思うように結果が出なくたとしても、あきらめずに頑張れって言いたかった。そして楽しむことを忘れずに。楽しむのさ、

   僕の後輩たちは、自分の悪い時も、良い時も知ってくれているから。





 学校での会が終わり、夕食へ。

  そこで、1年生のカトウ後輩とタケウチ後輩がプレゼントをくれた。

  

  前に、「卒業までにプレゼントしてくれよ」と冗談で言っていた梅丹本舗のバイクパンツ。

  まさかの出来事で、目が水がこぼれそうになる。

  本当に、うれしい。何よりプレゼントしてくれた気持ちが、


 夕食は、卒業する自分たちと、2年生、3人で本当に楽しい時間を過ごした。いろいろ話して、笑って。





 夕食後、解散。

  自分と、もう一人の卒業生、野島健太郎だけJRの改札口へ。 (彼とは、毎日学校帰りの自走が一緒で、いつも一緒にいた友達)

  自分は東京行きの電車、野島は反対方向の平塚行きの電車。だから改札を抜けたら、別れる。


  「とうとうこの瞬間が来てしまった」と思って、どうしたら良いかわからなくて、サヨナラの代わりに握手をした。その時、泣いてしまわないように必死だった。

  そして、彼の一言によって、その瞬間でいろいろよみがえっちゃって、我慢できなくなって泣いてしまった。

  その時の、のじくんも泣いてしまいそうだったように見えた。

  涙がこぼれる僕は、言いたいことも言えずに、泣き顔を隠すように東京行きのホームへと上がるエスカレーターへ乗った。


  駅へ電車が来て、出発するとき、ちょうど反対側に到着した電車の窓には、僕に手をふる彼の姿があった。

  そして、僕も泣かないように手をふってお別れした。






 帰りの電車で考える、また泣きそうになった。

 のじくんとの思い出は強いから、




 一生付き合える友達です。これからもよろしく、、、






 と、今ブログを書いている午前1時10分、 また目から水がこぼれそうになってる。