90分走。

 今日は素晴らしい1日だった。いろいろ書きたいことありますので、後半で〜。

 今日の練習は湘南国際村。いつも基準にしている考え方「練習で重要なことは、どこ行く、ではなく、何する」という考えを重視して今日の練習内容をその場で考える。

 工夫が大事だと思うから。自分のトレーニングコーチも自分。



 <練習>

  今日は国際村の上に(1週2kmくらいかなぁ、)の上って下って、また上る という感じの周回できるコースがある。

  そこはもちろん信号なしで車の通行も少なし。ノーストップで走り続けることができる場所だ。「ここで練習する」というanswerにも、「工夫する」という習慣から得られたこと。

  特に工夫もしなければ、ここでこんなに練習できるとは思わないんじゃないかなぁ。


 <メニュー>

  90分走、 90分間淡々と一定のパワー(W)で走り続ける。

  スタート。最初はオーバーペースにならないように気を付ける。後のことを考えずに最初から飛ばすと後半に踏めなくなって、たれるから。

  スタートしてから20分くらいまでは、「こんなもんかな」という落ち着いたペースに感じる。

  30分過ぎくらいからは、先頭固定。後ろについてる後輩たちが千切れたり、合流したり。(周回コースだから後輩が千切れたらもう1週回ってくるのをゆっくり走って待っていてもらう)

  スタートしてから55分後くらいして、優大も合流。

  そこから残りの30分間はたれないように、優大を後ろに着けて淡々と走った。



  途中、上りでアタック的な加速をしたりして、優大も車間が開いて遅れるが、絶対にあきらめないという想いが走りを通して伝わってきた。

  千切られたら終わり、ではなく、車間が開いても全開で踏みつ続ける。 だから車間が開いても置いていかない。その時は緩めて待ってる。

  素晴らしすぎる。ブログでは100%伝わらないと思うけど、一言で、「素晴らしすぎる、どうしたらこんなに」という感じ。まだ中学1年生なのに。本当に強い。

  彼が見ているもの。それは世界。

  走っているときなのに、頭の中はそういうことばかり考えていた。

  90分走り続けて練習終了。長い90分だとは感じなかった。学校のまったくわからないテストを目の前に、机に座って時間が経過するのを待ってる50分の方が全然長く感じるくらいだ。


  メニューをやりきって、優大となぜか握手してた。「よくがんばったな」って。

  


  ・90分、av 240W

  自分的には、なかなか良かった。今はこういう長い時間を踏み続ける練習をしよう。焦らずに。


 


  レースがなくて、練習するモチベーション・集中力が自然的に下がってしまうかと思ったが、そんなことはない。

  強くなりたい。という気持ちは変わらない。今の自分は別に強くないけど、





  それは、優大を引っ張っていたいから。

  いつまでかなぁ、彼を引っ張っていられるのは、



  とにかく今は確実な練習の積み重ねだ。




 


 

 自分の中で良いときと悪い時がある。今、湘南にいるまさに今。良いときだと自信をもって言える。