ツール・ド・ラビティビ第1ステージ

 第1ステージ、

 距離112km 80km地点までは1本道で残り30kmは1週5kmの周回は5週するコース設定。


 現地時間19日午後4時半レーススタート。


 スタートしてパレードが解除されたと同時に海外チームのアタック合戦がはじまる。

 JAPANナショナルチームからは naoya uchino が集団先頭でアタック合戦を展開しているのが見えた。

 自分は集団前方だが風の当たらない良い位置をキープ。

 そこでは集団の密度がすごく高く、一瞬でも気が抜けない。メーターをチラっとみたら57km/hって数字が出てた。





 ペースが安定した。というか自分がこの集団の中を走るのに慣れてきたのが20kmほど走ったころ。

 このころになると冷静に考えられるようになれてきて、周りが見えるようになる。

 落車に巻き込まれないことを考える。考えても避けられることではないけど、、、

 集団内では常に落車が起こりそうになっていて、それはまるで傾く天秤を水平に保とうとするような感じ。

 そしてどこかで落車がおこる。
 
 すぐ右となりでどこかの国の選手がぶっとんでたが、、音がすごい、、、「こんなでかい音がするのか」というくらいの音とともに落車してた。




 レースは50km進んだところで、チームカーにボトルを取りに行く。自分のぶんだけじゃなく、日本チームみんなのぶん。6本を背中のポケットとジャージの中に入れて運ぶ。

 それをチームメイトに配る。




 レースは後半へと入っていき、集団から数人が逃げてるみたいだった。

 町の1週5kmの周回に入る前にその逃げは吸収されたのかと思っていた。


 周回コースに入り、レースはのこり30kmとなったころ、日本チームが集団前方で動き始める。

 僕は、hiroki nishimura をゴール前一番良い位置へ送ることを考える。チームみんながそのことを考えて、集団前方はなんとかキープするが、ラスト1周に入ると、それがすごく難しい。

 どこのチームもゴール前の位置取りで、スキがまったくない。

 naoya uchino が右と左から選手に挟まれて、自転車をななめにして走ってたのが見えた。

 その中で、一瞬でもひるんだらそこにはいられないと思う。だから恐怖心はあるけど、、それは今は出さない。ここに来ている意味を考えたら、その恐怖心は今はいらない。

 集団の先頭はそういうところだった。





 ゴール400m手前の最終右コーナーで、hiroki nishimura が集団の先頭5番手くらいで入っていき、自分は10番手くらい。

 最後に役割を完璧にこなすことができなかったけど、hiroki が自分で先頭付近で最終コーナーに入れていた。



 そしてゴール。

 ゴールするまで気づかなかった。カザフスタンナショナルチームから3人とニュージーランドナショナルチームが乗った主力メンバーを含んだ8人ほどの強力な逃げが決まっていたとは、、、、

 、、、

 正確な結果はまだわからない。ゴールしてからメーター見たら、112kmの平均が44km/hだった。


 そして第1ステージは日本チーム、全員無事に終わった。



 


 で、今、ブログ書いてるのは第1ステージの日の1日後の現地時間20日の午前8時前。今日は現地時間午後4時15分から第2ステージがスタートする。

 ベストを尽くします。

 結果と遠征の様子は全国高体連自転車専門部のホームページと、JCFホームページで見れるみたいです。是非



 
 では、、、また。