老人は僕にこう言った



 君は若い。その若さとは本当に素晴らしい。今の君はまだそういう事実に気付かない年頃だろう。私も若いうちはそんなことを考えたこともなかったよ。若いうちに気付くことができてるやつの方が少ない。

 でも、君には若いうちからそのことに気付いてほしい。

 俺みたいにジジイになってからは自分に期待することは何もない。酒を飲むくらいだ。そんな私たちは君のような若者を応援すること、それが自分に何かを期待する以上に大きな期待なんだ。



 恐れるものなんて、ないよ。

 君の若さを大事にしなされ。ここから、どの方向にだって一歩を踏み出せるじゃないか。








 老人のその言葉を聞いたとき、普段感じない不思議な気持ちになった。




 

 重要なことを聞かせていただいたと思います。

 学校ってこういうこと教えてくれないよな、、、、