レース? or 登山? 富士山ヒルクライム。

 今日は富士山ヒルクライムレースを走ってきた。

 朝は3時半に起きて車で自宅を出発。5時には会場に着いた。早く会場に来た理由は車でコースの下見をしようと思っていたから。

 富士あざみライン。急こう配の長い坂だから下りでエンジンブレーキ使いまくってエンジンが鼻先でぶん回ってた。ウウーーンって


 コースの下見しているときに野生の鹿と遭遇。

 

 

 しとしとと降るつめたい雨にうたれて、からだが濡れて寒いはずだ。でもそんな自然の中で生きている野生鹿の姿がたくましかった。数頭で行動していた。家族なのだろうか。



 早朝のあざみライン頂上。ここからは雲の縦の厚さが目で見て確認できて、そして聞こえてくるのは風の音だけ。自分以外に誰もいない。空を飛ぶ鳥はこんな感じなのだろうか。

 空を飛びたい 飛べそうな気がしてしまうのは自分だけだろうか。

 



 レースはスタートしてひたすら上る。

 平均勾配10%を超えていて、最大22%だったっけ?? スタートして10分もすれば先頭でまとまってる人たちは7、8人。やがてその7、8人までもがバラバラになって集団と言えるまとまりはこのレースから消える。

 上の方へ行くと前輪が浮き上がるほどの急こう配になる。キツイ、自転車が止まりそうだ、、、、前を走る人は数十メートル先に見えるけど差が縮まらない。踏んで縮めようとしても同じスピードでしか走れない。下ハンもってインナーローでダンシングしてもメーター見たら7km/h、、、、、


 結果は13位、50分12秒、平均13.62km/h、優勝者から3分39秒遅れた。ジワリジワリ差が広がっていくときに感じるあの独特の感覚って、、、、悔しいよな。



 でもゴール後はレースへ参加した人たち皆さんが達成感に包まれていて、富士五合目は心温まる場所となっていた。

 そのとき、このレース出させてもらって良かった。って思いました。浅田監督へ良い結果報告をしたかったのですが力及ばずでした。

 

 



 

 エカーズの代凌介と僕、そしてボンシャンスの日野くんと記念写真。

 
 

 レースはきつかったが、会場でたくさんの方にお会いできて話せたことが嬉しくて楽しいヒルクライムイベントでした。

 僕のお勧めですけど、あざみラインのヒルクライムに参加するときは、小さい前ギアと大きい後ろギアをチョイスした方が絶対にいいです。今日ノーマルでいったらインナーローでも全然重くて大変でした。




 レースからの帰り、東名高速を松田ICで降りてヤビツ峠へ練習しに行った。レース後で疲れていたが、区間自己ベストタイムだった。