レース走って感じたことのまとめ。

 ここ最近で走ったレースはこの2レースです。


  8月30日 フランス第1,2,3カテゴリーのナイタークリテ。

  9月2日  フランス第1,2,3カテゴリー


 
 この2レースとも結果と走りの内容その両方がダメでした。走りの内容にしたって良い部分がないのは悔しい。

 もちろん現状の自分がカテゴリー1,2,3のレースで自分の思うような展開を作り出せるほどの力がないことは確か。力不足はすごく感じる。

 同じレース走ってる選手で毎回自分で自分の得意な展開をつくっているフランス人選手を見ると「 強い! 」と思う。




 力不足とかそういうことは今すぐにどうにかできることじゃない。練習の積み重ねが必要。

 だから今すぐ改善できることは、「 走り方・動き方 」 だろう。

 それを改善するだけでも結果だって全然違ってくる。

 こっちのレースを走って思うことは「 難しい 」ってこと。自分が今まで日本で走ってきたレースのようにパターン化した決まった展開っていうのがない。



 
 そして選手1人1人がレースの走り方への認識から国内で自分が経験したレースとは違うと思う。だから自分がジュニアやアンダー1年目(今も1年目だけど)で日本でした経験を活かすとか言っていられない。必要なことが違うから。

 こっちのレースを走るため、走り方・レースの仕方の認識を変える必要があると思いました。


 逃げを集団で協力して追うってことはあまりなく、集団からアタックして数人の追走で逃げを追う。そして前にいる逃げグループと合流して先頭集団をつくる。そうして前の人数が増えていくと、後ろは完走目的のレースの勝負に関係ないグループになってしまう。

 だから、自分から動かないといけない。そう思います。

 


 レース中は苦しいから、どうしても人を頼りたくなるし、集団がどうにかしてくれるから集団に任せようって集団に頼りたくなる。

 でも、レースが大きく動く大事なときに集団に残ってる人ってきっと同じことを考えているだろう。

 だから、集団から抜け出す・抜け出しが決まって逃げができるまではすごく苦しいけど、それをわかっていても自分で動いていく選手の逃げが決まることが多いのだと思う。



 そういう選手を見てると、頑張るところと脚をできるだけ使わないところをしっかり分けていると思った。

 ずっと8割で頑張るのではなく


  5割で脚を他の選手より使わないところ、10割で全開で踏み倒すところ。


 それって、ずっと8割で頑張るよりキツイことです。

 でも強い選手が殺気のあるアタックをして決まる逃げをつくるとき、単独になろうかという勢いで抜け出していくときっていうのはその10割全開で踏んでいる。

 なんであんなにもがけるのか? って思う。


 でも自分もそうなれるように頑張ろう。

 自分にだってできる。

 こう思うと、ここまで来てようやくスタートだなと、また思いました。




 

 課題はいつくもあるけど、ひとつひとつ超えていって、強くなっていきます。