気持ちの波

 別に世にあるきれいごとを言おうとしているわけではありません。実際に自分が感じたことです。


 気持ちの波ってあると思います。それを気持ちの状態と言えるだろう。

 その気持ちの状態って自分でコントロールする場合もある。「 何かをするためやる気を出そう 」っていう場合は自分でのコントロール

 普段はほとんどこの自分でする気持ちのコントロールで何かをするときのやる気だったり、気力で行動しているだろう。それは無意識のうち自らそうしてる。そうすることが日常生活をするにあたっても必要であるから。


 
 でも、それとは別に気持ちの状態をつくり出すものがあるという気がする。それは自分でする気持ちのコントロール以外のことだ。

 それこそが「 気持ちの波 」でしょう。

 その気持ちの波とは、自分でコントロールしたりできたりするものではなくて、上がった状態がしばらく続いたら下がる。下がった後は自然と上がってくる。

 というような自然な動き。

 それを世にあるきれいごとを借りて言わせてもらうと、〜 明けない夜はない 〜 って言葉が当てはまります。まあちょっと大げさではありますが。




 こういう経験ありませんか?

 気持ちが下がって下向いて歩くような日が何日か続いていて、自分で気持ちをコントロールしてやる気出そうとしても、やる気が出ない、何に対してもやる気出せない興味が沸かない。なんていうとき、

 何かをきっかけに考え方見方少し違っただけで、少しづつやる気出てきて、自分でやる気だそうとコントロールしているわけでもないのに、どんどん気持ちが高まりやる気が増していく。
 その気持ちの高まりと同じように、不安が消えていく。良いイメージを想像できる。

 そんなときは同じ景色でも見え方が違うんですよね。夕焼けが寂しく見えるか、それともパワー感じるか。

 そういう自然な波。自然な、



 経験ありますか?
 
 


 
 自分の場合は、気持ちが沈んでいるとき晴れた日の海見たり、赤く染まった夕方の空見たりすると、はっとするときがある。

 そして今こうして自分の好きなことをこれ以上にないほどの最高に良い環境でやらせてもらっていると再確認。自分の向かっていきたいところへ向かうだけだと思ったら、鳥肌が立ってブルブルっと来る。

 そういうはっとするタイミングって自分でつくるものじゃない。しばらく気持ちが休めたら、自然と何かのきっかけがそういうタイミングになる。

 だから気分沈んでいるときなんかは、無理にその状況を抜け出そうとしなくても良いと思う。そのタイミングを待っていれば自然と来るから。

 そういう自然な動きに身を任せることが、自分で突っ張って気持ちをコントロールしようと無理するよりも精神的な力の源となると思う。