一歩一歩課題をクリアしていく。


 


 4月7日のエリートナショナルのレース。

  -レース名:『シルキュイ・デ・ヴァン・デュ・ブライエ』(58éme Circuit des Vins du Blayais 1.12.1)
  -カテゴリー:エリートナショナル
  -距離:150km

 
 【 レースでの課題 】
  複数のチームが混ざった逃げグループが形成された場合、その逃げにチームメイトを乗せたチームは集団の牽引をしなくなることが基本的な動き。他のチームの動きを見て有力な逃げを見極めて自分も加わる。
  そこで脚を使ってしまい終盤千切れて結果的にゴールできなかったということがあるとしても何もせず完走することよりも課題をクリアすることを優先とする。


 【 レースレポート 】
  レースはスタートしてからアタック合戦が続き自分は集団前方で他のチームの動きを見て有力な逃げを見極めようとしていた。今日はよく動けていてカラダの調子は悪くない。1時間ほどその積極的な動きをしていた。

  
  

  抜け出して行った7人を見て一瞬でジャージを見て判断。抜け出して行った選手は皆別のチーム。ということは7チームは集団牽引は行わないはず。行くしかない。
  集団から抜け出して前の7人に追いつくまで2分全開走。たぶんこの日で一番キツい2分間だった。


  8人の逃げが形成されメーターを見たら残り100km。その逃げグループにピエール・カゾーという去年はプロとしてエウスカルテルジロ・デ・イタリアも走った経験のある選手(現GSCブラニャック)がいましたがブンブン回してました。ケイデンスが高かった。サドルの上で腰がしっかりしていて無理なくきれいに回せている感じだった。

  

  

  まだまだレースは長いがメンバーが良かったので決まるかと思ったが逃げにメンバーを乗せられなかったチームが集団を引いて追い上げ70km地点で集団に吸収された。

  


  
  その後はしばらくは何もできなかったから集団の中で走っていた。
  結局レースは他チームの集団コントロールもあってラスト5kmでそれまで逃げていた逃げも吸収され集団スプリントが濃厚になってきてスプリントに備えた。
  エリートナショナルのゴールスプリント前の位置取りは本当に激戦だった。リスクを負ってでも良い位置からスプリントしたかったが周りの選手も皆位置取り争いの上手い選手たち。なかなか思うようにはいかない。

  集団スプリントして結果は17位。

  



 今回のレース、課題としていたことは出来たのでその点は良かった。でもこのレベルで本当の勝負するにはまだまだ力が全然足らない。これからも力つけていくこと考えて練習してレース挑みます。

 今週は明日から3日間みっちりトレーニングだ。頑張ろう!


 



 そして昨日のレースで単独でフランスへ来ていてフランスのチームへ所属して活動している小橋勇利に会いました。日本では一緒に合宿したりと会いますがフランスで会ったのは初めてでした。彼の姿たくましかったです。

 

 小橋勇利 (仏チーム) ナントアトランティック

 (写真はすべて https://picasaweb.google.com/112793170025173420258 から使用させていただきました)