浅田監督が気づかせてくれたもの。

 8月4日、「 Biran 2013 」レースレポート。


  今回のレースは1,2,3カテゴリーのレース。エリートナショナル( 仏アマトップカテゴリー )の1つ下のカテゴリーに位置するレースであり、このカテゴリーのレースで優勝することを今シーズン後半の目標としている。


  コースは短い周回コースを45周とかするクリテ系コースだが数百メートルの上りがありそこが脚の差が出るコース。フランスのレースでは上りはペースで上って集団の最後尾から力の無い選手がこぼれていくような感じではなくて、上りはもがいて集団を振り切って抜け出すというような感じ。だから短い上りであってもキツイ。

  

  今回も、上りで一息ついたときアタックして抜け出していく選手が必ずいることはわかっていたしよく見えていた。なのに抜け出していった選手についていけずに先頭からこぼれてそこから完走を目指すことしかできなくなってしまった。苦しいところからもう15秒の我慢だと思って本当に苦しいところまで粘れたらどうだっただろうか。レースを走りきってからそんなことを考えていた。



  レース後、浅田監督から「 面手は気持ちで走りも左右される。強気があれば今よりもっと走れる選手だ。」と言われたときは自分でも監督の言う通りだと思った。と同時にそれを忘れていたことに気がついた。最近は本心で感じていないが、勝てる気がして、もっと言えば勝てる気しかしないときは自分の力をすべて出し切れているだろう。



 強気があればレースで苦しくなることが怖くないはず。でも最近は苦しいときそこから更に苦しくなることに対して怖いって感情が湧いていたことは確か。浅田監督が思い出させてくれた大事なこと。自分の持ってる武器としてこれからのレースを戦っていきたい。


 
 [ レース予定 ]
  次のレースは8月8日、エリートナショナルのレース。