夢に向かって。

   


 今こうして自転車をやらせてもらっていること。感謝の気持ちを忘れたことは無いが、上だけ見ているとつい贅沢になってしまう自分がいた。

 理想というのは遠くにあるが、先ずは今の自分を受け入れることから。

 今の自転車選手というこの自分と、他の何かを天秤にかけて比べるようなことは、いつまでもはしなくて良いと思った。

 そう思い、今日は久しぶりにサッパリとした誠実な気持ちで自転車に乗れた。そしたら、走ることでこんなにも希望を感じることができるのか。と久しぶりの感覚を味わえました。