CHATEAUROUX-LIMOGES レースレポート

 【レース情報】
  -レース名:『シャトールーリモージュ』(CHATEAUROUX - LIMOGES)
  -カテゴリー:エリートナショナル
  -距離:160km
  -期間:2014年3月15日(土)
  -全日本U23ナショナルチームとしての参加

   


 【レースレポート】

   今回レースへの参加はU2ナショナルチームとしての参加。レース前夜のミーティングで7人の選手それぞれのおおまかな役割を決めてレースを迎えた。

   レーススタート直後から起こる逃げを打つアタック合戦には日本チームからも選手を展開に加えて、いつどのアタックが決まって逃げとなっても、日本チームから選手を送ることができるようにチームでの動きをした。この動きができれば展開に穴がなくなりいつどの逃げが決まっても選手を逃げグループに送ることができる。



   レーススタートから2時間が経過してもアタックが決まらず逃げグループは形成されない。集団先頭ではアタックの打ち合いや上りでの集団人数を削ろうとするペースアップが常時起こりハイスピードなレース展開が続く。

   レース中盤の上り区間。力のある選手が集団先頭で逃げを形成しようとアタックの打ち合いを始める。ここは決まる可能性が高いと思い自分も先頭の展開に加わり勝負をかける。しかし集団は縦には伸びるもののその区間では逃げグループの形成には至らなかった。でも有力選手たちと上りが続くの苦しい場面で抜け出しを試みる同じ動きができたのは良かったと思う。次に繋がる。



   レース終盤、ラスト10kmを切ってからスピードはもう下がらない。このスピードからアタックして抜け出すという選択肢は頭の中にはなかった。集団スプリントに切り替え集団内で内野選手と徳田選手とその場で日本チームのゴール前の動きを話し自分がスプリントすることにした。内野選手のサポートを受けてスプリントしたが先頭には届かず26位でゴール。サポートを受けたのにこれではダメだ。アシストしてもらったのならばそれを返せる選手でなくてはいけない。



   最後、ゴール2km手前から位置取りが急に難しくなる切り替わりのポイントで集団前方でスプリントに備えるチームの隊列での位置取り技術がまだ足りないと思った。でも実戦を通して経験を重ねて行けばゴール前の動きも必ず良くなっていくと思う。



   4月のUCIネイションズカップU23に向けて今積み重ねていけるものを確実に積み重ねて準備をしていく。


 【JCFレポート】