「GP de Biran」 レースレポート

 今日のレースは「GP de Biran」という1周1.4kmほどのアップダウンの周回コースは45周回するトータル65kmのレース。細い農道を含んだ小さな周回コースを何十周もするコースで距離も65kmと短くクリテリウムのような特徴的なレースでした。


【レースレポート】
 1周の距離が短くコースは細い農道を通るアップダウンの繰り返し。スピードが速ければ集団は1列のままになるようなコースだということを試走で確認した。このコースの特徴をうまく利用して攻撃する方法を考えてスタートした。

   
Photo:Guy Dagot

 スタートと同時にアタックして1周目の上りを集団先頭で全開で駈け上がる。集団が1列の場合は集団後方より前方が有利になるため1列の集団を引きづり回して少人数の先頭グループを作ろうと試みた動きをした。2周目と3周目の上りも全開で駈け上がってスタート10分もしないうちに1列の集団の人数はだいぶ減らせたが、10人未満くらいの理想の逃げグループの形成には至らなかった。

   
Photo:Guy Dagot

 上りを集団先頭で全開走して引き千切ろうとしているところ後ろから余裕のある選手にアタックされ先頭グループの加速について行けずスタートから15分もしないうちにレースのメイングループから千切れてしまった。完全にオールアウト。その後は練習だと思って1人で周回遅れになりながらもコース上をレースが終わるまで走っていました。

   
   Photo:Guy Dagot

   
Photo:Guy Dagot


 今回の失敗は自爆に等しく恥ずかしいくらい。頭ではできると思っていて実行してみたら思っていたほどの力は自分に無くて失敗するという自分にある失敗パターンです。確かに今日の自分のレースの走り方は圧倒的に一番力のある選手がする攻撃方法でした。
 今日はこうして失敗してまだまだ自分はこのカテゴリーのレースを良い意味で慎重に走らないといけないと再確認できました。ガンガン踏み倒して集団崩壊させるほどの力は今のところまだ無いことも確認できた。それは普段なかなかできない確認だけど今日は失敗から得られるものがあって良かった。
 次のレースでは力任せではなく慎重に走るレースをしよう。まだ力任せで勝負できるほどの実力はないから。


 次のレースは8月6日のエリートナショナルのレース、これも楽しみだ!