久しぶりの国内レース 「いわきクリテ」

 2ヵ月半の欧州での活動を終えて帰国してからの初レースとなった福島県開催の「いわきクリテ」大会は2日間に渡り開催され1日目に予選があり2日目に決勝があるというレース。2日目は雨が降り悪天候の中の決勝レースとなった。


【レースレポート】
 4人全員を決勝に揃えたEQAの作戦は調子の良い選手で優勝を狙う。このコースを得意とする岡を勝たせる作戦でスタートした。動きに注意すべきチームは人数が多くてチーム力のあるチームUKYOとブリッツェンの2チーム。

 レース前半でチームUKYOの動きを見て何をしようとしているのかが一瞬でわかった。予想もしていなかった動きに対してすぐに自分が動けなかったのがいけなかった。数名の逃げグループが形成されそこに岡が入る。後ろからの追走で結局逃げは8名になりその8人の中でもチームUKYOは3人を揃えていて1人の岡は数的不利があった。自分が逃げに加わっていればそこでのチームでの動きができたのだが自分が先頭に加わっていなかったのが失敗、反省点でもある。

 8人の先頭グループから窪木選手(チームUKYO)が単独で抜け出して優勝。自分は15位でレースを終えた。チームUKYOのレース展開、動きは選手皆が作戦をよく理解したうえで成り立つもので彼らのチームプレイの上手さには自分たちは一歩劣っていた。


 
 今回、帰国後直後の国内レースで結果を出せなかったのは残念だが久しぶりの国内レースで欧州レースとの違いなどを再確認した。フランスで力をつけて帰ってきたつもり、ロードレースらしいロードレースを走るのが楽しみでもある。来週の石川県開催の輪島ロードレースでは力勝負をして良いレースにしたい。



 
 写真:岡元さん