TOUR OF JAPAN 2015
TOUR OF JAPAN を走り終えました。
レース期間のこの1週間、毎日が耐えるだけの我慢の1週間でした。ひたすら受身で苦しむレースが続き、次の日をスタートするためにギリギリでなんとか完走するだけの日が続いた。レース展開に加わるとか戦うとかまったくそれどころではありませんでした。
ヨーロッパから帰ってきて今シーズン初国内レースと意気込んで迎えた TOUR OF JAPAN。しかし調子が悪く、気持ちに身体が全然ついてこれず本来の自分の実力を発揮できない毎日が続いたこと。身体の苦しみよりもなによりもそれが一番苦しかった。
自分はこんなに弱い選手なはずがない。もっと走れる選手だ。そう叫ぶように繰り返しながら走った1週間でした。
自分自信このTOJでは結果を出すことは出来なかったし、勝負の展開に加わり希望を感じさせる存在感ある走りをすることもできなかった。それを一番楽しみにしていたことなのだけれど。個人的には残念だったことは変わらない。だけど、チームメイトの黒枝咲哉が第3ステージで8位、最終第7ステージで5位になりナショナルチームがステージ6位までのポイント獲得をできたこと。その彼の頑張りに自分たちは本当に救われました。
U23最終シーズン、結果のみが先行きを決める。今年はまだ自分は何も成し遂げられていない。状況を考えると冷静に焦る。だけど、この先も自転車ロードレースの世界で這い上がっていきたいと願うのは自分自信が自分へ対する期待があるからです。
必ず良い状態でレースの場へと帰ってくる。国内のレースは少ししか走らない自分たちだからこそ国内のレースで良いところを見せたいと思う。次は全日本選手権。
そして、U23ネイションズカップのステージレース参戦のため明日からチェコへ行ってきます。ハードなスケジュールだけどこれだけ多くのレースに連れて行ってもらえて幸せです。未来を切り開く想いで走ってきます。
TOJでは各ステージで名前を呼んで応援してくれる方が多くて驚きました。たくさんの応援ありがとうございました。
面手 利輝