新たな一年、新たな環境で。


久しぶりのブログ更新です。いつも応援してくれている皆様ありがとうございます。
もう既に発表をさせていただいたので知っていてくれている方も多いと思いますが、日本を離れる前に自身のブログでも今年のことをお伝えしたいと思いブログを書いています。


今季2016年シーズンは今までお世話になってきたエキップアサダを退団し、単身でフランスへ渡り Payname というアマチュアチームへ所属して1年間走ります。Cyclist(サイクリスト)/産経デジタルさんより発表させていただきました。


Cyclist(サイクリスト)/産経デジタル 発表記事






Team Payname



夢はヨーロッパでプロ選手になり世界のレースで活躍することです。自転車ロードレースというこの競技を選手として走っている以上これは変わりません。


去年9月アメリカでの世界選手権を終えた時点で、いくつかの選択肢の内からこの選択をしました。選択肢はいくつかあったと思うけれど、ヨーロッパでプロ選手になることを目指せる環境へ行くという意味での選択肢はたいしたリザルト(レース結果)を持っていない自分には少なかった。


向こうの世界でプロ選手になるにはどうしたらなれるのだろうか。
ヨーロッパのアマチュアでレースを勝って実力を認められた選手のみがプロへの狭き門を勝ち進む方法しか自分は知らない。

実際に、僕が今までフランスのアマチュアレースを走ってきて、そこで優勝した選手や強い選手が翌年プロとして走っている姿、そんな選手を何人か見てきた。


これから自分がフランスへ行ってやろうとしていることは、そういうリアルな環境へ身を置いて大きく成長することだ。そしてリザルトを残しチャンスを掴むこと。


今までの経験から思うことを言うと、あえて厳しい欧州の環境へ身を置いてやっていかないとそこで戦えるような選手には成長できないと僕は思う。常識が違い、多くのことがいろいろと違う。そして成長には一番必要だと思うことである「何かを感じ取ること」が向こうにいると全然違う。



今年も、結果を出して認められれば上へと繋がっている。そういう意味でも繋がりのある新たな環境で走れることを嬉しく思っています。そして感謝しています。


今夜の飛行機でフランスへ出発します。秋が深まる頃に大きく成長した姿で日本へ帰ってこれるように頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。


面手 利輝