Team Payname Training camp in Espagne.

Team Paynameと合流してスペイン合宿へ行ってきました。
スペインの気候は昼間は20℃まで上がり短パン半袖ウェアでトレーニングができるほど暖かく、久しぶりに訪れるスペインの建物の造りや街の風景、崖のような山々などの風景が新鮮でした。

今回チームが合宿を行った場所は地中海に沿う Lloret de Mar というリゾート街地で、Team Payname はここを拠点に7日間のトレーニングキャンプを行いました。ホテルから歩いて行けるところにビーチもあれば、1000mを超える山もあってトレーニングキャンプをするには最高の場所です。



この街には同タイミングで他のヨーロッパのチームもトレーニングキャンプをしに来ているのを見かけました。隣のホテルにフランスからU23フランスチャンピオンの選手が所属しているチームを含み2チーム、同ホテルへフランスから他1チームとキャンプをしに来ていて、ヨーロッパのチームはこうしてレースが始まるシーズン前にトレーニングをしやすい気候の場所へ行き、トレーニングキャンプをしていることが伺えます。


Team Payname はスタッフも選手も自分の他は全員がフランス人のチームで、日本人は自分1人というのは初めての環境ですが、スタッフも選手たちも、まだフランス語では理解できないことが多い自分に対して丁寧に教えてくれています。


このキャンプでのトレーニング内容は日によって1000mを越える峠を含む獲得標高2500m、5時間半150kmのトレーニングをする日もあれば、上りでのレース走、平坦でのトレインを組んでのスプリントトレーニングなどいろいろなメニューを行いました。休息日として午前はフリーで午後に2時間のイージーライドだけの日もありました。

そしてこのキャンプで僕が驚いたのが選手11人に対して4人のマッサーがキャンプ後半へ合流してきたことです。合宿4日目以降はハードトレーニングの後、夕食までに選手全員が毎日マッサージを受けられます。

他にも、ホテルのバイキング形式の食堂では、バイキングに加えパスタや米、ブロッコリーなどの温野菜、最低限の味付けをした肉や魚などのアスリート食を用意してくれていることなどにも驚いてます。



イージーライドのオフ日の午前中にはチームメイトとビーチのカフェへ行くなどしてオフタイムでの交流も深めています。こういう時間は言葉の勉強にもなり、また今シーズンを共に過ごすチームメイトとコミュケーションをとれる大事な時間でもあるのでこういう自転車の上以外の時間も大切にしていきたい時間です。


自転車に乗っている時も、そうでないときも全ての時間が僕にとっては練習であり勉強です。
自転車トレーニングのキャンプという枠を超えた経験をさせてもらったと思う。日本人の自分をあたたかく受け入れてくれたチームと選手の皆に感謝しています。このトレーニングキャンプから始まったTeam Payname で走る今シーズン、とても良いスタートを切れたと思える充実したスペインでのトレーニングキャンプになりました。
昨日より今日、今日より明日というふうにこのチームの中で自分が成長していけるようにこれからも頑張ります。


Team Payname T.OMOTE