タイ合宿


皆さんこんばんは。
17日間のタイ合宿を終えて昨夜日本へ帰ってきました。
タイ合宿を走りきって自分の中に新しく生まれた自信と、ほっとした気持ちと共に今はタイで走りまくったカラダのメンテナンスをしています。


何かを掴むためにこのタイ合宿への参加しました。
今回こうしてタイ合宿へ参加できたこと良かったと思っています。タイで新城選手と土井選手、そして後輩選手たちの皆さんと一緒に練習しまくって過ごせた時間は、自分に大事なことを思い出させてくれたと感じています。

改めて、タイ合宿でお世話になりました皆様、選手の皆さんありがとうございました。


練習では毎日ズタボロ状態でした。走った距離は17日間で2500km、初めてこんなに自転車に乗った。連日40℃を超える暑いときもあったし。
合宿前半はただ自転車に乗っているだけでも、その時間が苦に感じるほどでした。そのときはひたすら調子が悪いのだと思っていたが後になってわかったことがある。それはただ調子が悪かったのではなく、それと同時に何か大事なことを見失っていたのだと。



タイで皆さんと走り込むうちにそういうものを少しずつ取り戻せてきたと思います。毎日150km以上の練習にバイクで付き添って練習のサポートやバイクペーサーをしてくれる中川さんと先輩方からの助言にも助けられて。





新城選手と土井選手は毎日本当に強くて、これがプロ選手の姿なのだど後ろ姿で語られたように思う。センスや才能っていうものももちろんあるだろうけど、あそこへ到達するまで長い時間をかけて人並みではない強い意志を持って時間をかけて積み重ねて作り上げてきた『強さ』なんだと先輩方の姿から学んだ。


けっして飛ばして階段を上ることはできない。急ぐ気持ちはいつだってあるけど、一段一段と階段を上がっていくこと、そしてそれを辞めないことが今の自分の課題だと思う。世界で活躍している若い選手と比べると既に遅れをとっているが、自分にも可能性を感じられるうち、一番やりたい挑戦を続けることが許されるうちは目指して頑張っていきたい。


次に自分の出るレースは6月の全日本選手権です。その後フランスへ戻りチームを合流する予定です。